証券マンの意義
資産運用に積極的でない日本人にとって、もっとお金にアクティブに働いてもらうことは急務!!
でも失敗したくない〜。お金の勉強もしたことないし〜。
ただ最近の資産運用の本の中には、証券マンには絶対任せるな。
という文言が書いてある本を良く見かけます。
私の考えとしては半分その通りだと思います。
証券マンの存在意義って!?
私は11年証券マンでした。
『証券マンと馬券当ては素人でもできる』という有名な言葉知っていますか?
好きなら誰でもできるよって意味。だって外れてもOKだから。
ただ営業をしていてお客様と話していると、『好き』に敵うものはないんだなと痛感しました。
相場が好きなお客様は自分で勉強していて自分の哲学を持っています。
あまり証券マンに頼らないから失敗しても自分のせい。成功しても自分のせい。
とにかく自分の投資スキルを磨くことに100パー集中している。
はっきり言って証券マンを越して上手い方いるんです。
で、いろんなお客様と話していると、投資の上手なお客さんの目のつけている銘柄が重なっていることが多くある。
逆もあって、この人が買うと曲がる(下がる)んだよな〜という場面。
会社のお客さんの総計の手口見られるので、この銘柄に集中しているな、この銘柄はマイノリティなんだなとかリアルタイムでわかる。
証券マンは一般の方より一般の方と多く話す機会があって、皆さんの投資への気持ちが客観的にわかる。新聞やネットの情報も加味しながらよりリアルな声と合わせて投資の提案をすることができる。ネットに書き込まない人もいるしね。
証券マンの意義は、ネットの情報以上のものは、きっと持ってるということです。
お客さんの情報とか、他力本願じゃん!!と言われるかもしれないけど、株って美人投票。身近な声をまとめて集計して分析しての繰り返しでも成り立つと思っています。
証券マンを利用するのやめた方がいいよと思う人もいるけど、証券マンも日々ダウや日経平均を見ながら、どちらに転ぶかわからない世界を歩いています。
朝、神社に願掛けしてから会社に来る人。決算期は正座をして日経新聞の配達を待つ人。これら自分が勧めた株があがるよう、また真摯に株と向き合っているから行動です。結構こういうの大事にする人多かったです。
変!!と思われる人もいるかもしれませんが、自信を持って勧めた株でも、やはり勝敗は50%を上回ることは絶対ないですからね。
証券マンの意見も取り入れてみるのも面白いと思います。あくまで投資するのは自分主体でというのは忘れずに。。
さ、日経平均年初来高値超えたみたいですがこれからどうなるのでしょうか。
楽しみですね!!